ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

咱夫藍


 サフランの漢字表記はなかなか読めません。普通植物名は片仮名表記することになっていますが、題名だけは漢字表記にしたいのは、写真俳句という表現形式に拘っているからです。さてサフランですが、道端に一輪だけ野生状態で咲いていました。多分栽培されていた当時の生き残りだと思います。5年前にこの掲示板で一度取り上げていますが、過っては能勢の農家でも栽培されていたようです。日本では大分と長野が栽培を続けています。重量単位では世界で最も高価なスパイスと云われています。
 サフランは古代エジプトやギリシャ時代から婦人病の妙薬として用いられていたと、パピルスに記録されたと紹介されています。推定では青銅器時代から栽培されていたとも考えられています。濃紅の花柱(めしべ)を採取して一気に乾燥させたものを生薬でサフランと云います。採取したものを湯のみに入れ、熱湯を注いでお茶の様にして飲むと、風邪気味の時には効果があるようです。サフラン酒も作ってみたいのですが、それほどは手に入りません。


「晩秋に 薫ちゃん!の 唄過り」

×

非ログインユーザーとして返信する