ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

枇杷生り年

               予告短冊を吊した


 昨年、ビワは殆ど結実しなかったのに、今年は鈴なり状態で実を付けている。散歩途中の方が見上げて「凄いですね!」と言葉を投げかける。一昨年は枝にステッキをぶら下げて「どうぞ召し上がって下さい!」との短冊を吊しておいたのを覚えておられるようだ。今年も食べきれる量ではないので、皆さんに持ち帰って頂くつもりだ。そのための予告用と熟れた時に吊す短冊を用意した。
 昨日はひとくらクラブの活動日だったが、あいにくの雨になり中止連絡が届いた。メンバーのお子さんが、ジャコウアゲハを羽化するまで面倒見ておられるので、食草のウマノスズクサ採取に来られたついでに立ち寄ってくれた。孫同然に可愛がっている子どもたちに初物のビワが何とか間に合った。
 枇杷葉は昔から百薬の長として使われてきた。江戸時代には難波天満橋の朝田枇杷葉湯(びわようとう)を天秤棒を担いで、夏の暑気払いとして売り歩いていたらしい。飲用・外用・浴用など様々な活用法で利用されてきた。「枇杷と桃の種には薬効なし」と思われていたが、ガンの治療薬としての臨床応用もされているとのこと。
 昨年からビワの新芽を山菜として利用しているが、今年はビワ酒でも作ってみようかなと密かに思っている。でも薬用酒を飲まないので貯まるばかりだ。収納庫の邪魔をしていると、冷めた目で見られているので肩身が狭い。


「枇杷の種 コロリと床に 児ら慌て」

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