ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蠅取草(ハエトリグサ)

             窮屈そうなハエトリグサ


 数年前に六甲高山植物園で購入したハエトリグサが、サギソウを育てているミズゴケ内で何とか生き延びている。サギソウの方が芋根を増やし続けているので、ハエトリグサを押し除けて葉が進出している。モウセンゴケ科の食虫植物で、虫取り機能を持つ2枚貝のような葉で蠅を捕るとされているが、窮屈なのでちゃんと虫を捕っているのだろうか?貝を閉じているのもあるので、栄養補給は事足りているのだろう。
 先日赤とんぼさんがハエトリグサの花が咲いたと紹介されておられたが、寒冷地の能勢では数日遅れでやっと1輪目を咲かせてくれた。花茎はあと6本立っているので順次咲いてくれることだろう。サギソウが咲くまでの前座として楽しませてくれる。
 食虫植物は子どもたちにも人気があり、植物園などでも特別企画展などが催されている。よく知られているのはウツボカズラやモウセンゴケ、中でもハエトリグサの実験では、瞬時に閉じる葉に驚きの歓声が上がる。他にタヌキモ・ツノゴマ・ヘイシソウ・ミミカキグサ・ムシトリスミレ・ムジナモなどが知られている。サークルでも湿原への訪問を予定しているが、ルーペの世界なのでしっかり観察出来るか、喜んで頂けるかは自信がない。


「蠅が来ぬ 五月蠅い昔を 懐かしみ」

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