ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)


 今年の野の花画像紹介の皮切りはタネツケバナだったと思う。春探しで散歩しているのだが、植物たちもあまりの寒さで顔を見せてくれない。フクジュソウもまだ蕾の状態だった。やっと寒気団も大陸まで後退する気圧配置になってきた。
 昨日はねんてん先生の俳句教室だったが、春らしくなってきたので帰宅してから近所をそぞろ歩きしてきた。春の陽光を待っていたとばかりにオオイヌノフグリが開花しだした。もともと2月初旬から4月頃までの花期で、もう少しすれば宝石をまき散らしたような群生状態を観ることが出来る。
 最近は日本固有種のイヌフグリを見かけなくなってしまった。殆どがヨーロッパ生まれのオオイヌノフグリに置き換わっている。少し遅れて出てくるタチイヌノフグリ、よく似た仲間にフラサバソウと言うのもあるが、これらはすべてヨーロッパから渡来してきた帰化植物である。これらの植物は手持ち図鑑ではゴマノハグサ科になっているが、最近ではオオバコ科に再分類されている。
 それにつけてもかわいそうな名前をつけられたものだ。別名で「星の瞳」と言うほどの可愛い花なのに。でも子ども相手の観察会では「イヌフグリ」の方が断然興味を持ってくれる。子どもたちはおちんちんやうんちなどの話が好きなのだ。


「待ってたぞ 星の瞳の 開くのを」

×

非ログインユーザーとして返信する