ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

片山城跡案内

            土塁、堀切、土橋などの説明

                ジョウビタキ♀


 妻が関わっている観光ボランティア仲間から、片山城跡に案内して欲しい人がいるとの依頼を受けた。お互いの友人ということで僕も露払い役で参加することにした。コロナ禍の3年余りは案内役を控えていたから、登山口が塞がっているだろうと、剪定バサミ持参で臨む。道を塞ぐ幼木などを切りながら、記憶に残る道を辿る。この里山にはシカが棲み着いている。山林まで到達すると下草も生えないぐらい食べ尽くされているので、露払いの必要も無くなり、案内を妻に任せて最後尾を歩く何時ものパターンに戻る。
 案内を依頼された方は子どもたちにラグビー指導で面倒を観ておられる。近くに住む子ども連れで参加された。初対面の1年生だったが、先日昔遊びで触れ合っているし、名前を聞くと知り合いのお孫さんだということが判明し、連れて来られた彼の方が驚いておられた。
 登山口(登城口)は標高210mで、片山城跡は330mだから比高は120mの山城である。主郭部分と土塁、堀切、郭などの面影が残っているが、詳しい資料は残っていない。この山には古墳も2個所あり、御門屋敷跡も残る歴史に満ちたエリアである。
 彼は妻の説明が気に入ったのか、次回は名月姫伝説が残る、名月峠に案内して欲しいと依頼された。好奇心旺盛な方で意気投合してしまった。子どもには退屈な歴史案内だったが、ロクさんと一緒に山に登ったとおばあちゃんに告げてくれるだろう。


「山城に 子どもの笑顔 春の風」

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