『自然学』
今年も地球環境『自然学』講座に参加しているが、講座日が旅の最中だったり、どうしても抜けられない付き合いなどとバッティングし、出席率が6割丁度だ。昨日は沖永良部島の地球村というテーマの講座なので期待しての参加だった。10月には沖永良部島観察会も計画されている。ここはブログ仲間のjusticesさんお薦めの島でもある。是非訪ねてみたい思いが強くなった。
講師は東北大学名誉教授石田秀輝先生で沖永良部島に移り住んで、地球環境の諸問題に取り組まれている。講義の内容は横文字や専門語も交え難しかったが、すんなり入って行ける論理構成になっていて、我々聴講生を頷かせる話であった。出口の見えないところまでさしかかって来ている地球環境の現状を、少し視点を変えて捉えようと言う提案である。フォーキャスト思考からバックキャスト思考への変換である。言葉を変えれば価値観の変換である。更に進んで自然から学ぼうという視点である。
フォーキャスト思考というのは、問題が起これば元に戻そうと言う今までの思考回路である。問題を排除すればいいと言う問題否定の思考である。一方バックキャスト思考というのは、今ある問題を受け入れて、さてどうすべきかという問題肯定の思考という訳である。そこに自然の知恵を借りようと言うスタイルで実践されておられる。島では365日休みなしに働くが、365日が遊びでもあると言うライフスタイルを構築中!
「知恵絞れ 地球異変ぞ 猛り梅雨」