ミヤマモミジイチゴ

　　　　　　　　　口いっぱいの大きなクサイチゴでご満悦！

　　　　　　　　　　　　　鹿角スライス（工作材料）

　　　　　　　　　　　　　　　　　工作見本

　　　　　　　　　　　　　　　ゲットできた鹿の角

　ご無沙汰続きの「ひとくらクラブ」にお邪魔してきた。公園からお借りしている皆伐地の整備と調査をしているが、パイオニア（先駆）植物が如何に逞しいかを観察できる。金網で囲われているので動物たちが侵入できず、植物は伸び放題で勢力争いをしている。一般の来園者にも豊かな自然の姿を観察出来る機会を与えている。そのために子どもたちを交えて整備活動にも参加して貰う。鋸や鋏を持って繁茂し過ぎた樹木などを伐採する経験など、子どもたちにとっては冒険である。春にはたくさんのタラノメなどを採取して、山菜料理を楽しんだらしい。今回はクサイチゴ、ミヤマモミジイチゴ、ニガイチゴの食べ比べだ。大人も子どもに負けずと味見し、美味しいと楽しまれているのが微笑ましい。冬芽の段階で植物同定して来たが、花が咲き実が熟れると少し違っていたなというものがある。例えばモミジイチゴ（キイチゴ）だと思っていたものが、ミヤマモミジイチゴだったり、クマイチゴがどうやらニガイチゴだったりする。
　午後からは仲間が鹿角を使った工作など提供してくださる。彼は器用な方で道具なども手作りされるお方で、今回の工作はお手伝いできずに見学させて頂いた。立派な角も提供して下さり、あみだくじで誰がゲットできるかを楽しんだ。最終的に一番良いものがロクの手に落ちた。

「木苺を　甘い苦いと　食べ比べ」