ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

真花探しと黒点

           夏至(黒点が無い2019・6・22の太陽)


 ガクアジサイは飾り花で囲まれた中心部が本当の花(真花)と判るのだが、球形の西洋アジサイは何処に花が隠れているのか、掻き分けて探さなければ見つからない。大きなアジサイの中の真花探しをしていると、好奇心のある方が寄って来られて「何をしておられるのですか?」と尋ねられる。「花を探しているのです。」と応えると怪訝な顔をされる。皆さんにとっては球形の塊がアジサイの花なのだ。勿論僕たちもそれを愛でるためにアジサイ園などを訪問している。ただ深く観察したいだけなのだ。
 同じように天文学で太陽の仕組みを研究されている学者がおられる。特に黒点については存在こそ知っているものの「黒点とは何ぞや?」までは知らない世界である。昨日は地球環境「自然学」講座日でー太陽の恵みと怖さーというテーマだったので、興味を持って参加した。講師は京大名誉教授の黒河宏企先生。ところがついて行けない専門分野の話で、永らく接していない数式などに、頭は拒否反応を示し酸欠状態。コロナ爆発などが地球にどう影響するかや、黒点には磁場があり11年周期で極性が反転するなど、初耳の話をへえ~という感じで聴講しただけだった。
 ただ生命の源である太陽については、畏敬の気持ちを持ち続けたいものである。物言えぬアジサイの代弁者としても、その旨は伝えておこう。お日様ありがとう!


「夏至の陽が 隠れた花まで 届けよと」

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