ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蝿捕草(はえとりぐさ)


 近畿地方の梅雨入りを心待ちしていたが、いざ発表されてみると殆ど梅雨末期を思わせるぐらいの激しい雨である。仕方なく幽閉状態に甘んじている。今日はコーラス練習日なので張り切っていたが、こちらも先生の体調不良ということで延期連絡が入った。今朝も雨が降り続いている。今日もお出掛けを諦めなくてはならない。
 2~3年前に六甲高山植物園で買った食虫植物のハエトリグサの花が一輪咲いてくれた。今年は花茎が3本も出ているので永らく楽しめることだろう。もちろん花を楽しむために購入したわけではない。花は付録である。
 食虫植物でまず思い浮かべるのはウツボカズラとハエトリグサだろう。モウセンゴケやタヌキモなどはあまり目立たない。殆どの食虫植物は受け身で獲物を待っている。ところがハエトリグサは能動的である。二枚貝の様な捕虫葉を持ち、左右に3本ずつの感覚毛と呼ばれるセンサーを持っている。近寄った獲物がこのセンサーに2回以上触れると、素早く獲物を葉の中に閉じ込めてしまう。その早さは0.5秒というから驚きだ。
 北米原産で自生地の土壌環境では生命を維持することが出来ないので、動物性の生き物から養分を取り込もうと、独自の進化をしたのだろう。


「梅雨雫 受けて乾すごと 蝿捕草」

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