ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

溝蕎麦(ミゾソバ)

           地面を這い様にして蔓延るミゾソバ

          棘が痛いママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)


 火曜日は妻の山歩きの日なので、僕が在宅の時には夕食当番を引き受ける。前回はおでんだったので、おでんとカレーは「手抜き食」として禁じられている。スーパーに行ってから食材を探す。まず鮮魚売り場を覗くが目新しい魚が入荷されていない。となると天ぷらか鉄板焼きしか思い浮かばない。天ぷらは油で台所が汚れるので敬遠されている。野菜料理は苦手なのだ。食材を切り揃えるだけでよい手抜き食の鉄板焼きとした。消費税がどうなっているか確認したが、食材ばかりなので8%の課税で収まった。次の衆議院選挙は政権交代の受け皿として、消費税5%に戻す野党政権が実現することを望む。
 帰り道で繁殖力旺盛のミゾソバが、今を盛りとばかりに咲いている。蕾は金平糖の形なのでコンペイトウグサとも言われ、葉の形から牛の額とも呼ばれている。リューマチや利尿の薬草としても利用されているが、怪我などの応急手当として、生の茎を擦り潰して、傷口に塗布すると止血作用があるので覚えておくと便利だ。
 名前の由来になっている蕎麦もタデ科だが、ミゾソバはイヌタデ属で仲間にママコノシリヌグイやアキノウナギツカミ、イシミカワなど茎に痛いほどの棘が生えている。辛うじてミゾソバだけが、下向きについている棘を手で触ってもたいして痛くはない。だから薬用以外に新芽や若い葉などは食用として利用出来る。


「溝の蕎麦 小花散りばめ 逞しく」

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