春の兆し
冬枯れに野焼きの煙がたなびく
三大美芽の一つネジキの新枝
今年初めてのコーラス練習日だった。昨年末のジョイントコンサートでエネルギーを燃焼し尽くした感じで、気合いの入っていない面持ちだった。正月明けと言うこともあり、約1ヶ月も声を出していないので発声練習からのスタートになる。今年の課題曲は混声合唱のための宮崎駿アニメ映画音楽集ー第1集ーから抜粋して練習する。とりあえず、もののけ姫・君をのせて・となりのトトロ、後はどこまで消化出来るか未知数である。美しい編曲に仕上がっているので、ピアノ演奏を聴いているだけで豊かな気分になれる。初練習としては満足な一日だった。
練習会場に向かう道中では野焼きの煙がたなびき、春の準備に余念がない。のどかな風景である。草の発芽を促がしたり、害虫を駆除したりするために、毎年春先に行われる農家にとっては欠かせない作業である。
木々も芽を吹き出し春の兆しを感じさせてくれる。三大美芽の一つとされるネジキが紅い新枝を伸ばしている。芽が綺麗ということなのだが新しい枝も人目を引く。因みに後の二つはザイフリボクとコクサギだ。全て頂芽が美しいので美芽と言われている。
「何処までも たなびく野焼きに 音符乗せ」