ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

梅に鶯?

                 梅にメジロ

         スエヒロタケの表と裏


 散歩していても梅の花が目立つようになってきた。一進一退を繰り返しながら着実に春が近づいている。ところが新型コロナウイルス騒ぎで、行政が絡むイベントはほとんど中止されるようになってきた。我がサークルも大学付属植物園観察会で案内を頼んでいたが、お上からのお達しがあり出来なくなったとの連絡を頂いた。後手後手に遅れを取っている政府にはうんざりしているが、今日のテーマは「梅に鶯」。
 「梅に鶯」の取り合せに巡り会ったことがない。実際に見かけるのはメジロばかりである。昔の人がメジロとウグイスを間違ったのかなと思ったりしたものである。子どもの頃に大人に混じって花札などさせて貰ったが、その図柄にも「梅と鶯」が描かれている。「楓と鹿」「牡丹と猪」というように、取り合せの良いものをことわざ的に対比させたものだろう。梅は桜に先駆けて春の到来を告げてくれる。一方、鶯も春告げ鳥とも言われる位だから、春の代表という意味での取り合せになったようである。実際にはウグイスの初泣きはもう少し後になるだろう。早く「ホーホケキョ」を聴きたい。
 キクラゲが増えているだろうと散歩で寄り道したら、スエヒロタケを見つけた。この菌はまれに体力の落ちた人の肺にも寄生するらしい。桑原くわばらである。ところがガンを抑制する作用も持っているらしい。政府のガンには効かないのかな。肺(はい)お後がよろしいようで。


「里の梅 小鳥集めし 控えめで」

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