ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

山城探し

           春の風物詩「野焼き」とホオジロ

           獣道に助けられ

             たぶん主郭だろうと目印を


 妻の歴史探察と山歩きを兼ねて、地元能勢に点在する山城探しに付き合った。まず目指すのは姥捨伝説の残る「生いけ山」である。能勢町立岐尼(きね)小学校の特別活動として1975年に纏められた「山のぼり」と言う立派な冊子が唯一の手がかりである。その本に基づいて何カ所か歩いたが、ほとんどの山道が通行出来ないほどに荒れている。当時の先生に概略図を書いて頂き探してみた。何とかこの辺りだろうとの見当はついたがブッシュで頂上までたどり着けなかった。 次回訪れるときには道造りから始めなければならない。
 メインの垂水城跡探しも、不確かな道を獣道に助けられながら、進んでいくと曲輪らしき道にたどり着き、城跡だと確信できた。比較的緩やかな勾配をテープで印を付けながら頂きまで登ってみる。たぶん此処が主郭だろうと見当を付けて、元来た道を引き返す。しっかりした曲輪を巡ってみると、城への登り道が見つかり、再び頂きを目指すと、先ほど登った場所とつながり、山城を全体を踏んだことになる。誰の出城だったのかは郷土史の先生に伺うことにしよう。
 道中でホオジロの雄に出会った。スズメより尾が長いぐらいでよく似ている。あまり人を怖がらずに餌を探し歩いていた。


「山城の 狼煙想わす 野焼きかな」

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