引けを取らない!
朝8時台の開花前
日中の開花状態(上の写真と同じ場所)
夕方になると閉じる花
昨日アップしたフクジュソウと比べて頂くと、全く引けを取らないヒメリュウキンカが見頃を迎えている。画像で比較すると、花の作りはほとんど同じと言うぐらい似ているキンポウゲ科である。日本にもリュウキンカというのがあるが、ミズバショウなどが咲くような湿地に自生している。ヒメリュウキンカはヨーロッパから園芸用として渡来してきたものが、野生化して帰化植物になってしまった。多年草でどんどん勢力を広げている。我が家の「猫の額花壇」をこの時期には占領してしまう。草本植物が少ない冬場を緑で埋めてくれるので、好き放題に拡がるのを放置している。そして天気の良い日にはキンポウゲ科特有の光沢ある花を咲かせてくれる。フクジュソウとヒメリュウキンカは甲乙が付けられないぐらいに綺麗な花だが、貴重種かどうかだけでありがた味が左右される。
フクジュソウが陽射しを求める植物だと紹介したが、ヒメリュウキンカも日が当たらないと開いてくれない。コロナ騒ぎで行き場を失っているロクは、開花の様子を確認してみた。今回は朝夕と日中の比較だけだが、日が陰ると閉じてしまうのかまでは調べていない。次回の晴れの日観察テーマにしたい。
「春草も 日差しに預け 咲き誇り」