白花種を交えて咲くアカバナユウゲショウ

　　　　　　　　　　　　　頂上にはぽつんと三角点だけ

　　　　　　　　　　　　　　　ゲットできたホウボウ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今朝の月

　一昨日の山歩きで割愛した三草山が心残りだったので再び残りコースを登ってきた。家から歩いて5時間で帰ってこられるので、一人ならもっと早いだろうと弁当なしの軽装で出かけた。ところが写真を撮るためとの言い訳をしながら休み休み登ったので､頂上にはお昼になってしまった。夕食当番を頼まれていたのでスーパーに寄り道しなければならない。そこでパンでも買おうかと思っていると､鮮魚売り場で高級魚のホウボウと目と目が合った。手頃なサイズのチヌまである。この時間にパンを食べると､折角のご馳走を美味しく頂けない。空腹は最大の調味料と我慢した。魚は生が一番と思っているので､どちらも刺身にしたことは言うまでもない。ホウボウの吸い物とアラ煮も絶品だった。チヌは骨付き片身を翌日の塩焼き用にと取っておいた。
　少し前からアカバナユウゲショウが咲き出していたので、白花種と一緒に紹介したいと､白花の咲くのを待っていた。マツヨイグサの仲間だから朝には萎んでしまうはずだが、日中でも咲き残っている。過去にもこのブログで紹介したので、説明は省くが学名オエノセラ・ローズ：野獣が好む酒の香がするという根っこを観察してみたい。
　昨日はホウボウとチヌ刺身の食べ比べ。空きっ腹でビールと日本酒を戴いたのは良かったのだが、まだ間に合うはずの満月を見損なった。今朝確認すると少しぼやけた満月の片鱗が山の端に落ちずに残っていてくれた。水の張られた田んぼにぼやけた月が映っている。「あの月は美恵ちゃんそっくりや！」というと「ふん！」と言われてしまった。

「閉じるのを　忘れて咲きし　月見草」