ロフトへ

　　　　　　　　　　　青春の思い出が詰まった屋根裏部屋

　　　　　　　　　　　　セピア色になった山の写真など

　　　　　　　　　　　　　　　断捨離から免れた本

　終日の雨予報になっていたので､今日こそはと屋根裏部屋の断捨離に取りかかった。基本的には日頃使わないものばかりを詰め込んである。遊び道具などは、これからは使うこともないだろうとの判断で断捨離出来るのだが､趣味で撮りためたモノクロ写真などは、セピア色に変化して味わい深いものになっている。レタリング作品や文章などを雑誌に投稿して、掲載されたりしたものなどは記念に残しておいた。優秀賞などと言う文字を見つけると､そんな時代もあったんだと､ページを繰る。結局断捨離できずに､もう少し残しておこうということになる。
　ある意味、資格マニア的なところもあり、色んなものにチャレンジしてきたので、教科書類もたくさん出てきた。法学部だったので司法試験を目指し掛けたが、刑事訴訟法で行き詰まってしまったことなどを思い出す。変わったところでは旅行取扱業の国内資格を取るために頑張ったこともある。白地図を購入して有名観光地など、にわか仕込みでインプットしたつもりだったが、サッカーのワールドカップの各国選手村までは押さえ切れてなかった。見事に山が外れた苦い経験などを思い出す。それでも電気工事士や危険物取扱主任資格を取ったり、機械製図の勉強をしたりと様々なチャレンジをした結果、労働省技能部門の2級や1級まで取得したりしたものだ。
　整理のおかげで眠っていた本などを探し出せたので、図書室がクローズされている間の暇つぶしに読む本が見つかった。最近、知人にお借りした「非電化思考のすすめ」藤村靖之という発明家の本を読んだが、コロナ以降の生き方を示唆する内容なので、おすすめしたい本である。

「五月雨が　断捨離せよと　後を押し」