里山の楽しみ
ソヨゴの雌花
可愛いかんざし状のネジキ(ツツジ科)
オーダーするにも一苦労
緊急自粛宣言が解除されて始めて電車に乗った。2ヶ月振りである。町内歩きでは新たな発見や感動もなくなってきた!というのが本音である。永らくの自粛を要請されてきたのでバスすら利用してこなかった。シニア割引の年間パスを購入しているが、2カ月間利用していなかったので延長してもらえるかの確認もしたかった。窓口では「延長していません」と言うつれない対応だった。阪急バス本社に苦言の1つも言わなければ。大阪府内に出るにもお隣の兵庫県をまたがないと行けない。バスから電車への乗換駅そのものが兵庫県川西市に位置する。そんな不便を感じながら近隣の里山歩きを楽しんできた。
山道コースが違うと同じ物を観ても新鮮さが違う。クサイチゴも雨に洗われて輝いている。たくさん採れればジャムにでもするかとビニール袋に入れながら歩くが、口に入れる方が多くてあまり貯まらない。
夏は白花とばかりに木々の花が目を楽しませてくれる。ウツギは言うに及ばず、イボタノキやエゴノキなども満開である。足下に落ちている花を見て樹種を判断する。見上げると可愛いネジキの花がぶら下がっている。5㎜ほどの小花がたくさん落ちているので、モチノキかなと思い確認すると、ソヨゴが若葉と共に可愛い花をつけている。落ちているのは殆ど雄花だろう。写真に撮ったのは雌花だと思う。雌雄異株のソヨゴであるからだ。
いずれ10万円が入ると言うことで、とりあえずの外食先として「ガスト」を選んだ。個人のお店にも行ってあげたいが、それはお金の顔を見てからにしたい。いずれにしても小市民はガストやサイゼリアが身の丈に合っていそうだ。
「山道で 雨後に輝く 草苺」