ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

アメリカオニアザミ

          いかにも痛そうなアメリカオニアザミ

            

            蝶も寄ってくる在来のノアザミ


 環境省の要注意外来生物として登録されているアメリカオニアザミが咲き出してきた。アメリカを冠しているがヨーロッパ原産である。北米から輸入した穀物や牧草に紛れ込んで入ってきたのでアメリカ産と勘違いされたようである。北米やアフリカなどでも外来種として扱われている。まだ人体や生態系への被害状況が把握されていないので「要注意」と喚起されているが、いずれは特定外来種としての指定を受けることになるだろう。
 花は日本のアザミに似るので手折りたくなるが、怪我を覚悟しなければならないほどの鋭い棘を持っている。鹿なども敬遠して食べない。今のうちに駆除してしまわないと大変なことになりそうだ。素人では駆除の方法も判らない。根絶させるためには柄の付いた剪定バサミで根元を切り、その後、根っこを掘り起こすのが無難だろう。手袋をはめていても棘が突き刺さるので注意したい。
 アザミ類は基本的には秋に咲く種類が多い。ノアザミは一足早く春から初夏にかけて咲き出す。日本特産種は100種類にもおよび、殆どが薬草や食用として利用されている。大好きなアザミの歌もコロナ禍でしばらく歌っていない。まだコーラス練習は3密環境だから当分は無理だろうな。
 でも3密で賭け麻雀をしていた兵がいたっけ。それをかばう輩にも「♯ 早く辞めろ!」と大きな声が上がれば良いな。


「コロナ禍の 一難去って 夏薊」

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