ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

兵庫大仏


 近場でGOTOを利用して楽しんだという娘夫婦の話を聞いていたので、利用しないという選択肢はない!と我々も候補地を近場に絞り込んで計画してみた。隣県となれば奈良や京都になるが、奈良は2年続けて年末年始を過ごしている。京都には観光客が戻りだし「密」が心配される。そこで穴場だと思いついたのが兵庫県である。
 歴史好きの妻は清盛関連の史跡を巡りたいと言うので、宿泊は須磨と決めた。もちろんGOTOの恩恵を受けられるかを確認してから予約した。宿泊費の3割弱が割引され、おまけに地域クーポン券が頂けた。難点は有効期間が2日間だけだという。仕方なしに宿泊先で使う羽目になってしまった。清盛関連の史跡となれば兵庫の「大輪田の泊」は外せない。大河ドラマの前後なら清盛人気で沸騰していたはずだが、今は誰も訪問しないのか観光案内地図も兵庫駅の改札口で頂けるだけである。
 事前にネットで調べていて兵庫大仏の存在を知った。これは是非とも訪ねて観たいと一番の立ち寄り先に選んだ。今ある大仏は1991年に再建されたものだが、初代の「兵庫大仏」は1891年に豪商・南条荘兵衛の寄進で建立された。奈良、鎌倉と並んで日本三大大仏と称された。ところが1994年(昭和19年)5月に金属類回収令で没収され、大仏さまは鉄砲の玉となって姿を消された。現在の大仏さまは柔和な顔をされ、未来永劫の平和を祈念されておられるように見受けられる。


「秋の秋 源平兵庫に 人疎ら」

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