妙見の府県境

　　　　　台湾アミ族の伝説にもとずくアート：舟に乗ったら家に帰れない～

　　　　　　　　　　新たに設置されたP444コースへの案内

　　　　　　　　　　　　　　P444の新しい四等三角点

　妻の主宰する山の会「2木会」は何度も下見した天狗岩～掃雲峰に行く予定だった。ところが先日の大寒波襲来の仕上げとばかりに雪まで降らせてくれた。大阪のてっぺん能勢の更に最北端に位置する標高500mの天王地域まで走らなければならない。冬場の積雪期には一般道として通行止めになることがしばしばだ。更にコース内の渓谷道は凍結が予想される。
　と言うことで大事を取ってコース変更することになった。同じ郡内の妙見山である。それでも道中が凍結していたので慎重運転を強いられる。通常、車に乗らない生活を続けているので冬用タイヤに履き替えていない。現地に到着したときにノーマルタイヤだと言うと、参加した10人の女性たちはびっくりされていた。
　妙見山は殆どの登山道を知り尽くしているつもりだ。今回もお馴染みの大堂越えから登ることにした。格好つけて最後尾を歩くが皆さんに着いていくのが精一杯である。禁酒宣言して頑張っているが、まだ体重が下がってくれない。先頭を歩く妻が気遣ってくれる。
　下りコースに使った上杉尾根から、分れて行けるP444というコースは初めてである。最近ハイキングコースとして整備されたピークで、設置された四等三角点も目新しい。更に先に進むと秋葉山に辿り着く。まだマニアックな里山で標識も設置されていない。5時間19,000歩の歩きでしんどかったが、初コースという新鮮さが後押ししてくれた。早くコロナ前の体重に復帰しないかなぁ～。

「松の内　三度四度の　初登山」