ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鴛(オシドリ)

            雄(上)と雌(下)の自己主張

         茂みからで水尾を引き出てくるオシドリたち

              別の池ではヨシガモも


 昨日はトンボの例会でオシドリを訪ねる予定だった。ところが緊急事態宣言発令真っ只中だったので、その期間中は例会も自粛するということにした。訪問予定の地域にお住まいの仲間からは、今年は例年よりもたくさんのオシドリが集結していると動画が送られてくる。
 緊急事態宣言で我々に要請されているのはステイホームであり、日中も含めて不要不急の外出・移動自粛が追加項目として付け足された。ところが例外規定として「出勤や通院、散歩など生活や健康の維持に必要な外出は除く」とされている。家でじっとしていなさいと言うことではないと読み取れる内容である。
 ちゃんとコロナに対して自己管理出来るメンバーで相談の結果、少人数の有志だけで訪ねることになった。オシドリが茂みから出だすのは16時頃だという。それまでの時間を万博自然公園で過ごし、その足で千里の公園まで歩いて行こうと言うことになった。皆さん健脚揃いだから1時間も掛からず目的の池に着いてしまった。3時45分に訪問するから出ておいで!とオシドリたちに連絡を入れてあるらしい。少し早く着いたが、持参したドングリを撒きだすと、茂みに隠れていたオシドリたちが水音を聞きつけ、水尾を引きながら一目散にやってくる。♂♀入れて数十羽も来てくれただろうか。雌には悪いが艶やかな雄にカメラが向く。
 オシドリは基本的に全国に分布する漂鳥とされている。海外からやってくる個体も確認されている。新潟県の民話からオシドリ夫婦という言葉が生まれたが、実際は毎年相手を変えるということなので、他のカモ類よりも浮気者らしい。「オシドリ夫婦」を売り物にしている芸能人が、実は浮気をしていたというのはよく聞く話である。


「団栗が 誘う水音 鴛(おし)の来て」

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