ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

万博梅林ちらほら

               叡山白と八重寒梅

              旗弁探しで見付けた一輪


 寒波も去り、温かな春の陽射しを感じられるようになってきたので、そろそろ梅の蕾も膨らみ、早咲種が咲いているかも知れないと万博梅林を訪れた。主目的はオシドリ観察だったのでそれまでの時間つぶしである。花には早かったものの梅林にはバーダーがたくさん来られている。メジロや名も知らぬ小禽類を狙っておられるようだ。しばらく追っかけてみたがデジカメ写真に収められる悠長な小鳥はいなかった。
 早咲きの梅としては叡山白(えいざんぱく)という品種が見頃を迎え、あとは冬至・玉牡丹・白加賀・初雁・月影という白梅がちらほらと咲き出した程度である。紅梅では八重寒梅がピンク色で華を添えていた。梅林全体では1割ぐらいの開花状態だから、あと半月もすれば観梅シーズンになるのだろう。それにしても梅の種類は多く覚えきれない。何れも優雅な名前を付けて貰っている。
 「紅千鳥」という梅は江戸時代に名付けられた品種だが、雄しべが花弁化する様を観て、千鳥が飛んでいるようだと言うことから名付けられた。雄しべの先に花びらを付けているのを「旗弁(はたべん・きべん)」と呼ぶ。普通はマメ科植物の蝶型花の正面に立っている花弁を注す言葉だが、梅や椿が一重から八重に変わる過程で、雄しべが花弁化している花びらも「旗弁」と呼ぶ。参加した6人は梅の花を観察しながら「旗弁」探しをしたことは言うまでもない。


「紅白の 蕾も花も おらが春」

×

非ログインユーザーとして返信する