忍冬(スイカズラ)
6時台と8時台の雪景色
スイカズラのツルと葉っぱ
今朝の剃刀月
2日前の三日月
ヒヨドリへのご馳走
一進一退を繰り返し季節が春へ春へと向かっている。散歩道の林でスイカズラのツルを見付けた。初夏に咲く花を口にくわえて蜜を吸うとかすかに甘く、良い香もするところからスイカズラ(吸葛)と名付けられ、冬に葉を落とさずに耐えているところから「忍冬」とも表記されている。まさに今の状態が「忍冬」らしいので紹介してみたくなった。
大寒波が去り、一気に春を思わせる陽気が訪れたりしているが、今朝はまた雪になってしまった。空気はキラキラしているので雪景色も輝いて見える。春雪の雰囲気ではなく、研ぎ澄まされた春待ち雪とでも言うのだろうか。空には剃刀のような月が確認できる。新月に向かう最後の月かも知れない。記念日にしたくなる1日のスタートである。
コロナも少し落着いてきた感じがする。府内の罹患者推移を毎日確認している。高齢者施設でのクラスターが気になるところだが、府下全域では沈静傾向にあり、大阪府も緊急事態宣言解除に向かう気配を見せている。これが気の緩みを招かないか気になるところだが、我々シニアは今まで学習してきた防護策を堅持しながら、ウイズコロナ化での日常生活を取り戻す方策を模索しながら、うつされない!うつさない!の生活スタイルを構築したい。
設置した餌籠にはリンゴの皮など入れてやるが、来るのはヒヨドリばかりである。ミカンを入れてやりたいが、少し高くなってきたのでバナナで我慢して貰うことにした。バナナは食べ応えがあるのか、ツルの間から首を突っ込んで無心に啄んでいる。餌台にもバナナを刺しておいた。メジロはビワの花で蜜を吸っているようなので、ヒヨドリの食べ放題でも良いかと思っている。
「葉を丸め 耐えて待つごと 忍冬」