姫踊子草(ヒメオドリコソウ)とバス問題
シソ科の小花が可愛いヒメオドリコソウ
山菜にもなるオドリコソウ(参考画像)
我が家の放置花壇にはヒメオドリコソウが繁茂している。コンポートでの野菜くずが肥料になり雑草が伸び放題に生育している。やっと小花を付けだしたところだが、もうしばらくすれば見事なほどに花を咲かせてくれる。リュウキンカも負けず劣らず勢力を拡げているが、仲良く共存してくれるか?が野の花愛好家ロクの関心事である。
ヒメオドリコソウはシソ科の多年草(越年草)で、1893年にヨーロッパから渡来したのが東京の駒場で発見されたらしいが、見る間に日本全国に帰化してしまった。同じシソ科のホトケノザと並んで何処でも見かけるお馴染みの植物である。在来種オドリコソウの小型だから姫を冠したと言われているが、どう見ても似ているようには見えない。昨年はオドリコソウの群生地まで足を伸ばし採取して食べてみたが、ヒメオドリコソウも食べることが出来るのだろうか。
さて先日バス停で阪急バスの減便に関するアンケート用紙を配ったことを紹介したが、能勢町の交通問題についての考え方を聞くための説明会を、地元町会議員さんがセットしてくれた。コロナ禍でバス利用が更に少なくなり、町からバス会社に今年の3月まで赤字補填をしているが、それも限界だと言うことで、4月から減便と路線廃止をするという話がバス会社と町で進められている。今でも80分に1本というバス便を、赤字だから減らすと言う選択肢しか考えられない会社と行政に、思いの丈をぶつけてきた。
将来展望としての交通機関のあり方については、基幹交通部分はバス会社が担い、ターミナルまではドアーツゥドアーで地元の交通手段を使うという方向性は納得できる案なので、それまではせめて現状維持を守ってくれるように要望しておいた。
「春めきて 小花も顔を 出す頃に」