ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

大野山(753m)


 1年間のウイズコロナのせいで妻の主宰する山の会の常連メンバーになってしまった。それでも出しゃばらないように最後尾をサポートしながら歩くスタイルは変えていない。知らない植物などに出会すと、これは何?と出番を与えてもらえる。冬芽が目立つ樹木のところで参加者から質問された。冬芽が対生なのでカエデの仲間と判断して、樹皮の特徴からウリハダカエデと伝えてあげる。
 昨日は「2木会」でどちらかと言えば健脚組である。道の駅に集合した14人は4台の車に分乗して隣町にあたる兵庫県猪名川町の大野山麓を目指した。道路を挟んで反対側には西軽井沢ゴルフ場もある。バブル期には「西軽井沢」というネーミングで別荘地として売り出され、今は “兵どもが夢の跡” となった廃墟や幽霊屋敷が散見できる処が登山口になっている。
 大野山は覚えやすい753mという標高だが、登山口は400m近くあるので比高としてはたいしたこともなく、1時間半ぐらいで頂上に立てる。頂上には電波塔や天文台があるので、周りの山から山座同定しやすい山でもある。360度のパノラマが登山の疲れを忘れさせてくれる。以前はアジサイの山として有名だったが、鹿害で殆ど食べ尽くされてしまい、今は見る影もなくなっている。キャンプ場やプラネタリウムがあるので車で来られる方が多い山でもある。シニアの団体が下から登って来たと言うだけで、異口同音に凄いと言われる。
 昼食後はこの山の売りになっている「岩めぐり」に向かうが、途中まで下山出来ているのに、駐車場所に引き返さなければならないので、再び頂上まで引き返す事になる。山の2万歩は堪える歩きだった。(つづく)


「残雪の 山道難所 息荒く」

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