ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

雨読晴耕?

             西空に沈みつつある三日月

               報告だけの公開会議


 昨日の天気の流れから「晴耕雨読」が逆になってしまった。終日の雨予報だったが、すでに夜中から降り出している。差し迫った宿題も抱えていないので「読書曜日」と決め込んだ。先日借りた「女帝 小池百合子」を10日も経つのにまだ読み終えていない。冒頭部だけで判断してしまって、あまり積極的に読みたい気持ちにならなかったのが言い訳である。途中で投げ出すのもしゃくだからとページを繰っていると、核心部に近付くに従って「そうだそうだ!」と思える政権の実態があからさまに綴られている段に入った。権力志向の強い小池百合子は「女」になりきって時の権力者の広告塔役として渡り歩いてきた。
 コロナ対策、女性蔑視問題に対する彼女の立ち位置を見て、テレビ受けするタイミングで上手く発信する術に長けているのを、いまさらながら確認出来る。決して彼女はジェンダー平等思想を持っているのではなく、男社会の中で媚びを売る「女」として生きてきた。言葉を換えれば女性蔑視を持つ「男的女」のイメージが強い。
 雨が上がったので読み終えた本を返しに行き、浅田次郎「WHITE or BLACK」を借りて帰った。日がな一日読書も出来ないので、あとは「晴耕」と進めたいたいところが、耕すものが何もない。放置花壇ではヒメオドリコソウとキクザキリュウキンカが花を咲かせ出した。仕方なくサギソウの寝床になっているミズゴケを洗い、芋根をバランス良く植え替えてやった。昨年は数人の方に嫁入りさせたので、今年はしっかり我が家で育ててやりたい。
 報告が遅れたが先週「能勢町地域公共交通会議」が開催され、その傍聴に参加してきた。しっかり住民目線の意見が出るものと期待して行ったが、形だけの会議で、過去2回の会議で合意された内容報告的なものだった。途中でタクシー業者が怒って退席してしまうと言うハプニングがあっただけで、路線廃止と減便はやむなしとの体たらく振りであった。4月1日から平日16便だったものが12便に減らされ、土・休日ダイヤでは13便から6便になるという。この素晴らしい日本一の里山・能勢を限界集落に近付ける愚策である。


「春雨も 悲喜こもごもで 暮れなずみ」

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