ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

二十四の瞳

             年老いた大石(小石)先生


 大阪がリバウンド4波更新中の最中、別に逃げ出した訳でも無いのだが、しばらく旅も出来なくなるだろうとの思いから、意を決して年頭から計画していた小豆島に行ってきた。小豆島と言えば紅葉で有名な寒霞渓がシーズンにはごった返すが、春のこの時期は観光客も少なく、謂わばコロナ避難の穴場と言うべきところであった。
 有名ホテルも難なく手配でき、島内観光は観光バスを利用した。オリーブ園など5箇所巡ってくれたが、やはり「二十四の瞳」の舞台になった岬に作られた映画村が、我々にとっては今回のハイライトである。京都の太秦映画村をコンパクトにしたような作りになっているが、テーマパーク化しているので、充分に愉しめる。初代大石先生役の高峰秀子の映画も終日上映されているのが嬉しい。壺井栄記念館もあり、プロレタリア文学の歴史も辿れて、懐かしい想いで鑑賞することが出来た。映画やテレビドラマとして何度も観てきた作品だが、原作を読んでいなかった気がするので、遅ればせながら文庫本を購入したのは言うまでもない。桜満開の車窓風景もそこそこに、「二十四の瞳」に没頭しながらの帰宅になった。


「桜咲き 散らした過去を 悔悟して」

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