ヤマアジサイを小振りにしたような花姿がアマチャである。この季節、花壇で唯一花を提供してくれている。この苗木も大学の植物園から頂いたもので、大事に育てているつもりだ。しかし、隣のマユミが成長してアマチャの住環境を脅かせている。絶滅寸前にあるのでマユミを伐採してしまおうか思案中である。ところがマユミにはたくさんの小鳥たちが羽休めに訪れてくれる。伐るべきか伐らざるべきか？ハムレットの心境になっている。
　サークル仲間の活動拠点の山でアマチャを育てたいというので、枝を差し上げたこともある。甘茶体験まで考えておられるようだ。アマチャはヤマアジサイの一系統で甘味成分を持っている。先日アップのコアジサイに装飾花を付けたような上品なアジサイ仲間である。この葉っぱが4月8日の花祭りにお釈迦様に注ぐ甘茶の原料である。甘味料として試してみたいのだが、どうしても花を愛でる方を優先してしまい、葉を摘み取ることを躊躇している。今年は株も小さくなったので、何とか絶滅しないことを祈るばかりだ。
　数日続いた梅雨の晴れ間を幸いと、田んぼの草刈りをされておられる。昔は米作りに八十八もの手間が掛かったと言われている。機械化が進んだ今でも種モミから玄米にするまでに30工程ほどあるらしい。日本の農業を守るためにも、感謝しながら米食を続けよう。
　昨日ワクチン第一回目接種を終えてきた。今日は通院日でお酒の解禁日😃

「小虫たち　おいでおいでと　額の花」