ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

田能遺跡へ

                円形平地式住居

                 方形竪穴住居

               出土品の数々が展示

                地方競馬の厩舎

        これって何?「クスクス」


 トンボのメガネ例会日だったが、緊急事態宣言中と言うことなので中止にして、有志だけのお散歩観察会としてお茶を濁すつもりだった。遠出も避けたいので、近場でのお散歩先を探していたところ、仲間から猪名川沿いに「自然と文化の森」と言うエリアがあり、ウオーキング出来ることを教えて頂いた。
 天気予報ではかなりの雨になるとのことだったが、かえって好都合だと催行することにした。猪名川沿いには能勢では見られない異文化が散見できる。阪急園田駅から商店街を抜け、猪名川公園を散策しながら土手道に出ると、直ぐ側に園田競馬場があり、土日には外からレースまで見られそうである。競馬場に隣接して厩舎が軒を連ね、1階が厩舎で2階が住居という作りになっている。10棟位も並んでいただろうか。カラスが餌のおこぼれに預かるためか、同居状態で群れている。
 しばらく上流を目指すと、対岸左岸に田能資料館が見えてくる。事前学習もしていなかったので、現地についてびっくり! 50年ほど前の水道工事の際に弥生遺跡の数々が発掘されたとのこと。その後の調査で土器以外に住居跡や、各種の墓が17基も発見され、近畿地方の弥生生活文化がつまびらかになった、貴重な出土品が資料館に収められている。復元された住居と共に国指定史跡になった。縄文集落跡の三内丸山遺跡が世界遺産に登録される予定で湧き上がっているが、尼崎の田能遺跡も弥生文化を伝える貴重な宝である。
 歴史音痴のロクだが、いにしえ文化にはロマンをかきたてられる。そんな場所に誘ってくれた仲間に感謝したい。歴史って楽しいね😃


「茅葺きが 梅雨に洗われ 今むかし」

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