ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

小額空木(コガクウツギ)

          コガクウツギだって

                 ニガイチゴ

                 ヤマアジサイ


 昨日の山歩きで最後の登りに息が上がっていた地点に、コガクウツギが咲いていた。前の方から「これは何の花?」と救いの声がかけられた。とっさに花の名前が思い出せなくって、イワガラミかも知れないと言ったが、確信がなかったのでしばらくの猶予を頂いた。帰宅後、図鑑確認してコガクウツギに辿り着けたので、名前をLINEで流しておいた。
 山に咲くアジサイ仲間ではコアジサイとはまったく雰囲気が異なり、3枚~4枚の装飾花だけが薄暗い林内で目立つ存在である。と言うのも普通花の花弁が直ぐに脱落してしまい、花後の花柄と装飾花だけが残っているからである。なんとも言えない清楚な萼片が脳裏に焼き付き、登りの疲れを忘れさせてくれる。
 アジサイつでにヤマアジサイも紹介しておきたい。こちらは一昨日、近くの渓谷まで足を伸ばして撮りに行ったものである。コガクウツギもヤマアジサも日本固有種である。コアジサイに装飾花を添えた感じがヤマアジサイの花姿である。
 千丈寺山コース登り口にはたくさんのニガイチゴが食べ頃を迎えていた。少し苦味があるものの甘さが勝るので、山からのプレゼントとして遠慮なく頂く。14人の参加者で口に入れるのを躊躇する方などいない。下山時には余裕が出来たのか桑の実まで見付け、木イチゴよりは美味しいと、子ども時代に食べた記憶があるなどと懐かしんで食べておられた。


「ひらひらの 四片残して 山に咲き」

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