溝隠(ミゾカクシ)
ミゾカクシとサワギキョウ
実りを待つクリの赤ちゃん
自生している場所から判断すれば別名のアゼムシロが相応しい気がするミゾカクシが、遊ばせている田んぼを覆い尽くすように繁茂している。キキョウ科のミゾカクシ属で山辺に咲くサワギキョウによく似た独特の花姿をしているので、一度観たら忘れなれないだろう。
そのミゾカクシだが初めて観察したのは奈良の飛火野だった。水路を覆うように生えていたので、まさに名前の由来そのままだと納得できた。ところが地元能勢では田んぼの畦などに群生状態で自生している。ということでアゼムシロが相応しいと思った次第である。花を半分に切った片側だけが残っているような花姿は何を意味するのだろうか。蝶類に似せて虫たちをおびき寄せる戦略かも知れない。
住まいしている区内の集会所が老朽化していたので、随分と前から建替えの構想はあったようである。やっと建設委員会も立ち上がりスタートしだした。その説明会が開かれたので班長当番に当たってる役目がら顔を出してきた。宝クジ振興会からの助成金待ちだが、遅くとも2年後には完成するだろう青写真を伺い、各種活動や防災拠点としてコミュニティ基地になってくれるだろう。みんなで長生きしようねと励まし合ってきた。三世代交流で毎年干支工作を提供しているロクとしては、皆さんが100歳になられるまで続けますよと公言している手前、更に磨きをかけなければ。
「桔梗花 季節を待てず 片想い」