平和行進パレード
勢揃いした自動車パレード面々
広島市の花 キョウチクトウ
例年欠かさず開催されている「原水爆禁止国民平和大行進」に参加してきた。8月に広島と長崎で行なわれる原水爆禁止世界大会に併せて、日本各地から網の目で行進しながらバトンタッチを繰り返し広島・長崎に繋げる取組で今年は64回目を迎える。核兵器禁止は世界の流れになり、今年1月に国際条例として発効する運びになったことは記憶に新しい。アメリカの核の傘に頼っている日本は「橋渡し役」という屁理屈を付けて、未だに批准国に入っていない。
豊能郡豊能町と能勢町は郡労連が事務局を引き受け、毎年広域エリアを自動車パレードという形で実施されてきた。豊能町をスタートとして、能勢町でゴールするのは毎年のことである。両町長からも連帯のメッセージが届けられ、平和への誓いを表す場になっている。2,3年前までは宣伝カーの運転手も引き受けていたが、地球温暖化を食い止めるために車社会からの決別を決めてからは、極力車に乗らないようにしている。ハンドルを持たないと決めてからは運転手も辞退している。
時あたかもオリンピック聖火リレーのパフォーマンスが続けられているが、あちらは金・金・金(かねかねかね)が目的らしい。一方こちらは手弁当で命・命・命をテーマに原水爆禁止を求め続けてきた。都議選の結果がどう出るか興味津々だったのだが。
「平和への 舵を取るごと 夾竹桃」