ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

下野(シモツケ)


 下野國(栃木県)で染料に使っていたと言うことで名付けられたシモツケが公園などに植栽されている。基本的には自生種だから目にするはずだが、余り記憶に残っていない。伊吹山のシモツケだけが何故か印象に残っている。
 シモツケはバラ科で別名を「木下野(キシモツケ)」と呼ぶ。草本でシモツケソウと言うのがあり、それとの区別のためである。一方シモツケソウも別名が「草下野(クサシモツケ)」と呼ばれている。同じ名前の植物が木本と草本にあるという事からの別名だが、別名の方が判りやすいと思う。写真は「木下野」だが「草下野」の方が少し大型で見栄えがする。伊吹山で見たのはひょっとしたらシモツケソウだったのかも知れない。何故かと言えば “草原の女王” と称えられているからである。
 他にはイラクサ科のアカソいう植物がある。こちらも草本がアカソで、木本は「コアカソ」と区別して呼ばれている。
 昨日から地球環境「自然学」講座が2ヶ月振りで再開された。期待していたのに講師の都合でリモート講座になってしまった。吉野林業に尽力された本多静六の研究をされている岡本喜久子女史の話だったが、一方通行の感が否めない。


「しもつけを 隠す山霧 待つハイカー」

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