ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

交通会議傍聴

         コンサルタントが作った資料は立派なのだが

              ヒオウギが5輪咲いた


 過疎地に限らず住民の移動手段が危機に瀕しているのは全国的な傾向だと思う。能勢には鉄道がないので公共交通機関としてはバスに頼らざるを得ない。ところがコロナ対策で自粛を余儀なくされたり、年々高齢化が進んだり、その他の要因も重なりバス利用者が減っている。バス事業者としては営利を度外視出来ないので、減便・路線廃止と言うことになる。2度にわたってバスが減便されたり、路線が廃止されてしまった。
 今後の移動手段のあり方を検討すると言うことで、能勢町地域交通会議が今年度も持たれることになり、住民からの意見も聞くという建前で委員会への一般公募もすることになった。是非にも意見具申したいと公募することにした。地球温暖化の将来像を視点に、公共交通機関が如何に大事かという視点で応募したのだが、選から外されてしまった。仕方なく発言権を持たない傍聴者として参加してきた。
 公募委員になられた2人の方にロクの考えをお伝えして、少しでも持続可能な将来展望を見据えた交通のあり方を議論して頂きたい。基本的なスタンスは脱炭素社会を目指すためには、車社会からの脱却である。その観点を外して経済の土俵で話を進められたら、少々の我慢も仕方ないか!と言う結論になってしまう。バス会社は「脱炭素からの脱却を牽引する水先案内人」という崇高な使命を帯びた仕事をするという意識転換が必要だ。経費負担は利用者と国を含めた行政で分担し合い、事業者は安心・安全で住民に快適な移動手段に徹する仕事に力を注いで貰う。良い考えだと思うのだが。


「嗚呼出たい バスに揺られて 避暑地まで」

×

非ログインユーザーとして返信する