殆どが100円前後の嬉しい夏野菜

　　　　　　　　　　卓上で出来上がった白なすびのステーキ

　　　　　　　　　　　　　　オクラの花の甘酢漬け

　久し振りの雨曜日になったので散歩がてらの買い物をしてきた。傘を差しながらスーパーまで往復2時間の道中になる。野菜類は家の近くにある「道の駅」で調達できるので後回しにする。道の駅には各種の夏野菜がより取り見取り状態で並んでいる。売れ残りは出荷した農家が引き取るシステムになっているので、どれもが朝採りの新鮮野菜と言うお墨付きだから、手当たり次第に購入してしまう。それでも道の駅にしか並ばない珍しい野菜類に手が伸びる。オクラの花を見付けたら毎年一度は買うことにしている。まっかウリなどは田舎っぽいし、昭和のノスタルジーまで漂う。
　今回、目にとまったのは「白なすび」である。温泉で供されたのは天ぷらだったとの記憶がある。ネット検索して自分流の料理で味わってみたい。今までは肉と魚料理の担当だったが、葉物以外の余り手を加えないですむ野菜類にも手を出し始めている。
　白なすびのステーキにチャレンジしてみた。たっぷりのオリーブオイルを使い、フライパンで焼くだけというのが性に合っている。味付けは黒胡椒と塩だけである。ビールにも日本酒にも合う簡単料理で美味しかった。

「包丁の　刃跡くっきり　白なすび」