ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鴎と百合鴎

        親子の様に見えるが上がカモメで、下がユリカモメ


 カモメとユリカモメは同じカモメの仲間で、世界では40種ほどのカモメがいる。渡りの区分ではどちらも冬鳥になっている。カモメ類は海辺や河口で見かけるが、ユリカモメは一番内陸まで入ってくるので、京都鴨川辺りでの冬の風物詩にもなっている。在原業平や和泉式部の古歌に登場する都鳥はユリカモメのことである。因みに都鳥(みやこどり)は東京の都鳥(とちょう)に指定されている。
 脚と嘴が黄色いのがカモメで、どちらも赤いのがユリカモメだ。カモメ類の中では中型と小型に位置する。大型はセグロカモメでかなり大きい。カモメ類は何でも食べる雑食性なので「海辺の掃除屋さん」と呼ばれ、漁港の小魚なども綺麗にさらえてくれる。カモメはまた魚群を知らせてくれるので漁師たちからも重宝がられている。


「冬鴎 白きが故に 儚くて」

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