ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

嫁菜(ヨメナ)

                  秋様々

                 カヤの実拾い

           キウイの原種とも言われるサルナシ


 一般的には野菊の方が通りが良いのかもしれない。「野菊の如き君なりき」に登場するのはヨメナだろうか、それともよく似たノコンギクだろうか。余り馴染みがないが婿菜(ムコナ)というものまである。こちらは山道などで見かけられる白い小菊でシラヤマギクという種類の別名である。多分、嫁菜に対してつけられたものだろう。秋に咲く野生のキク全てを野菊として愛でていたのだろう。野菊が咲き出すと秋に包まれる感じがしてくる。
 散歩途中で栗など落ちているのを見かけるが、能勢に住むようになって久しいので、李下冠を正さずの姿勢を貫いている。そのかわり誰も見向きしないカヤの実などを拾って帰る。これなども秋散歩の楽しみの一つになっている。知人がたくさんのサルナシの実を採取されたのでご相伴にあずかったりしている。赤とんぼも刈り入れが終わった田んぼ飛び回っている。野菊と共に秋を演出してくれる。
 今日から10月に入る。台風余波で残暑をぶり返しているが、コロナ第5波も沈静化し、自粛制限も緩和されることになり、どことなくそわそわし出す。でもそんな浮ついた心の隙に、第6波が虎視眈々と狙っていることを忘れてはならない。今まで同様のコロナ対策で、本当の終息を迎えるまでウイズコロナで望みたい。過去の教訓をもとに政府は事前の対策を打って貰わなければ、個人の頑張りだけでは乗り越えられない。そんなことを国民や野党から指摘される前に、お上は考えつかないものだろうか。


「野菊観て 此処まで来るか 来春は」

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