ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

保健師を増やせ!

                オオイヌタデ


 テレビはコロナを忘れてしまったの?と思うぐらい「金」取り合戦の報道に明け暮れていた。その夏が終わり、次は4人の椅子取りゲーム一色の報道になり、国民の声どころか野党の様子まで伝わらなくなってきた。今なお組閣がどうの、どの派閥から何人選ばれたか、とまるで自民党の広報担当者なみの報道姿勢を各社が競い合っている。辛うじて国民目線で伝えてくれるのはTBS系「報道特集」ぐらいだろうか。それだけが「硬派」と呼ばれて脈々と受継がれている。田丸さんの時代から観ているのでかれこれ30年ぐらいになるのだろうか。
 先日購入した「仕方ないからあきらめないへ」をやっと読めるようになった。というのも図書室で借りた「あきない正傳 金と銀」(高田 郁)10冊を読み終えたからである。コロナ禍で病院が疲弊し、医療崩壊が起きて大変だというのは、今回の第5波で嫌と言うほど見せつけられてきた。医療現場である病院の惨状はニュースでも取り上げられたが、橋渡し役の保健所が過酷な状態になっていることまでは、余り報道され無かった。
 大阪府関係職員労働組合が、大変な状況に置かれている保健師の声を集め、オンライン署名に取り組んで、大阪府知事と田村厚労大臣に提出して、保健師、保健所職員、府職員全体の増員を要求した。要求全てが受け入れられたわけではないが、とりあえず保健所に一人ずつの増員が認められた。
 今まで知らなかった保健所仕事の範疇まで判り、維新によって府民の命を守る施策が削られて行った結果が、今回の医療崩壊につながった仕組みまで把握できた。


「秋空に 拳あげたく なる日々を」

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