ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

待ちわびた蝶が能勢に来た!

            オスの性票という紋がクッキリ

              ねんてん先生の俳句教室


 昨日は今年度2回目となる坪内ねんてん先生の俳句教室の日だった。兼題(宿題)のトンボと自由句を携えて会場に向かった。皆さんの句を寄せ集めてコピーする間の短時間、先生から俳句や文学に関するレクチャーをして頂ける。何時ものことながら勉強中のスマホはマナーモードにしてある。お尻の辺りがもぞもぞしている。たぶん着信が入っているのだろうが出るわけにも行かない。帰路についた時に返信しなければと電話をかけてみた。
 ひとくらクラブで一緒に活動しているお仲間からフジバカマの苗をたくさん頂き、知人の畑に植栽して貰った。能勢を蝶の舞う楽園にしたいという密かな思惑がある。花の時期が近づいたので何度か訪問したが、アサギマダラの姿を見かけない。今年はまだ彼等に認知されていないのだと諦めていた矢先、畑を管理している知人から「蝶が10頭ほど来てくれた!」との連絡だった。帰宅後直ぐに確認に行ってきた。もう時間的に間に合わないかも知れないと思いながら向かったのだが、確かに10頭あまりが乱舞していてくれた。僕的にはお馴染みの蝶だが、妻は身近で観たのは初めてらしい。
 アサギマダラの雄は雌にアッピールするためのフェロモンを出す器官を持っている。そのフェロモンを吸収するために切っても切れない関係にあるのがフジバカマである。従って花に寄ってくるのは雄蝶ばかりである。濃い紋のあるのが性票でオスだと同定出来る。国蝶はオオムラサキに指定されているが、昆虫学会で選定の際にアオスジアゲハなどと共にアサギマダラが候補に挙がったが、惜しくも外れてしまった経緯を持つ。2500キロも旅する蝶の方がロマンがあると思うのだが。


「長月に 草鞋を脱いだ 旅の蝶」

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