ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

背高泡立草(セイタカアワダチソウ)


 かっては悪者扱いされてきたセイタカアワダチソウが今年は繁茂している。30年ほど前までは花粉症の元凶みたいに思われていた。もともと観賞用として北アメリカから持ち込んだ植物で、ミツバチの蜜源植物でもあるということで積極的にタネが散布され、日本全国に帰化してしまった。搬入した当時から蜜源植物で虫媒花だと判っていたはずなのに、風で花粉が飛び散る風媒花だと勘違いされ、花粉アレルギーを撒き散らす厄介者とのあらぬ濡れ衣を着せられてしまった。今なお悪者扱いが払拭されていない気がする。
 セイタカアワダチソウを春の野草料理の一品に加えだして数年になる。はじめて口にした方は異口同音に「結構いけるやン!」と仰る。西洋では早くからハーブティーとして使われたり、食用・薬草として利用してきた。そんな優れた植物を無駄にしたくない。秋に咲く花も天ぷらにしてみた。茎が堅くなっているので柔らかそうな部分を使いたい。
 健康浴材として使い出したのは一昨年からである。今年も採取しなければと思っている間にどんどん開花しだした。開花しても使えるが、蕾の方がエキスが詰まっているようだ。別にアトピーがあるわけではないのだが、湯船の香りだけでも愉しみたい。


「散歩道 俺がオレがの 泡立草」

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