久し振りの低山縦走
屋敷に庭を通って登城口に
山田城址で一休み
早い時間に牛の子山到着
長谷ピーク
龍王山
先生から噴火の証明をお聞きする
柿の種などが混ざる「狸の糞溜」とテンの落とし物
下山道の黄葉
先月あたりから活動を再開された地元「低山会」の山行に参加させて頂いた。この会は珍しく男性主体の山の会というのが嬉しい。別に「性」にこだわっている訳ではない。世の男性は概ね退職後の居場所づくりに馴染めない傾向にある。「山友会」という会も「膝が!腰が!」と弱音を吐いて、体力維持も続けられなく脱落して行かれる。男性群は皆無になってしまった。妻が細々と跡を引き継いでいる。
さて「低山会」は先生退職組が多く、ほとんどが兼業農業なので体力的にも保証済みの方ばかりである。久し振りの山歩きになるお邪魔虫のロクが、足手まといにならないかを心配するぐらいである。
屋敷内から裏の山田城址に登城道が付いているのだが、地元の名士ならではの顔効きで通行させて頂く。普段は歩かない道だから落ち葉が降り積もり、コース取りが出来ないところを案内してもらう。山城跡から牛の子峠を経て牛の子山に登り、妻のグループなら此処までというところを、あまり休息も摂らずに次を目指される。名を知らない山を巻いて行けるコースがあるのに、あえて急登コースを進まれる。一旦下り長谷ピークを越えて、龍王山を目指す。最終は三草山まで行く予定だったが、日が短いので大事を取って才の神峠辺りから下山されることになった。冬場の15時には山の中は薄暗くなるので抜け出したい。
今回の山行で勉強させて頂いたのは、龍王山が噴火によって出来た山だということを、岩を観察しながらレクチャーを受けたことと、狸の糞溜まで教えて頂けた。
「二万歩を 汗かくことなく 冬の山」