ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

山麓歩き👣

           二リンソウ・イチリンソウ・チゴユリ


 日替わりの天気予報になっているので、晴れの日を有効に使いたい。季節は春本番で出遅れた感じだが、秘蔵の "春の妖精” に逢えていないのを思い出した。サークル仲間からキンラン、二リンソウ、フデリンドウの画像が送られてきたのが引き金になり、三草山の麓歩きをすることになった。懇意にしている知人から、お邪魔して良いの?と妻と電話でのやりとり。自称「ロク源氏」としては願ってもない申し出だ。
 妻は山の麓に点在する歴史的遺産など案内し、歴史音痴の僕はひたすら植物観察と道案内である。目指すのはキンラン、人の踏み込まないだろう自生地まで案内したが、花はなくとも葉は出ているだろうと期待したが、その面影さえなくなっている。人目につかないところなので盗掘は考えられない。多分シカが食べてしまったのだろう。
 ニリンソウ群生地にも立ち寄ったが、クサソテツが勢力を広げて、彼女は窮屈そうな状態で生き存えている。最盛期を過ぎてしまったので二輪で観ることが出来なかった。少し遅れて咲き出す二輪目の花が残っていたのだろう。四つ葉のクローバー探しをしていると、今回は五つ葉や六つ葉まで見つかった。ロクの今年のお守りに「六つ葉」が似合いそうだ。
 ケーンケーンと雄のキジが雌を求めて鳴いている。今年はあちらこちらでキジの鳴き声を耳にする。鳴き声のあたりを探していると、肉眼でも捉えられるところにキジの雄を見つけた。国鳥なのに狩猟が許されている不思議な扱いを受けている野鳥だ。キジ鍋を食べたのは何時のことだろうと現役時代を思い出す。


「ケンケンと 雌呼ぶ雉子の もの悲し」

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