ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鼬萩(イタチハギ)

            葉がエンジュに似ているイタチハギ

            ノイバラで吸蜜中のカナブン

               森のシャンデリア


 戦後、アメリカから砂防用として導入したイタチハギだが、今では河原や池端に帰化状態で自生している。花穂がイタチの尻尾に似ているということでの命名である。別名でクロバナエンジュとも言われている。マメ科イタチハギ属で、彼を知ってまだ数年しか経っていない。法面緑化などによかれと導入されたが、種子にイタチハギマメゾウムシまで付いてきたので、生態系を壊す恐れが危惧されている。特定外来生物に至らないが要注意外来生物の指定に止まっている。我々の活動エリアになっている宝塚市「西谷の森公園」の池畔にも繁茂して、自然景観を損なうなどの消極的被害が出ている。
 今年は野生のバラが花を付けているのをよく目にする。おかげでバラ科のクサイチゴやモミジバイチゴをたくさん採取することが出来た。ノイバラも今を盛りと咲き誇っている。手折って帰りたいのだが、綺麗な花にはトゲが邪魔して近寄りがたい。
 森のシャンデリア、エゴノキも花盛りで、落花した花が4~7枚ぐらいの花弁を持つのを探す楽しみもある。通学路にエゴノキがあったので、子どもたちに探させようかなと密かに思っている。


「通学路 子らの息抜き エゴの花」

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