ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

節分~ドングリ撒き~

               オシドリの雄と雌

             ホシハジロとオシドリたち

                ヨシガモとバン


 トンボのメガネ例会は千里丘陵の池巡りをしながら渡りの鴨たちを訪ねる企画だった。メインはオシドリである。ミコアイサやトモエガモなどにも逢えれば良いな~、と期待を膨らませながら3つの池をはしごした。
 茂みに隠れているオシドリを招き寄せるために、ドングリの手持ちがあれば持参して下さいと案内しておいた。途中でドングリ拾いをされながら目的池を目指す仲間をおられる。今までの経験則からオシドリが活発にドングリを求めて出てくるのは午後の方が多いので、昼食後、皆で一斉にドングリ撒きをすることにした。上手い具合に例会日が節分と重なった。仲間の機転で「鬼はそと!鴨はうち!」のかけ声でドングリを撒こうと云うことになった。かけ声とともにドングリを撒き始めると、数え切れないぐらいのオシドリが近くまで飛んで来てくれた。ホシハジロやマガモも混ざるが、俊敏さでドングリをオシドリが独占してしまう。食い気もさることながらメスにアタックする強者までいて、興味が尽きない。ドングリが底をつくと彼らは諦めて茂みの方に退散してしまう。思わぬ節分のドングリ撒きで、皆さんの邪気まで払い去ってくれたようである。
 最後に訪れた池ではヨシガモが1羽だけだが居てくれた。浮き寝の姿を観察して、クチバシを羽根に隠すのは寒さからの防御策だろうと云うことになった。


「水音を 合図とばかり 鴛の来て」

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