ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

菜種梅雨は菜箸作り

            赤とんぼさん直伝のチーズ煎餅


 何度も触れたことだが、読書はベッドインしてからでないと、落ち着いて読み進めない。日中は周りの環境が雑然とだが目と耳に入り、本に集中できない難儀な性分だ。移動中の電車内も絶好の読書環境だが、それも朝の通勤時間帯が相応しい。日中近くになると遠慮のないおばさんたちの話し声が邪魔になる。コロナ禍当時の静かさが懐かしい。
 山本一力作品から暫く離れて、先日大量にゲットした高田 郁作品に没頭している。図書室には『あきない世傳 金と銀』シリーズと僅かな文庫本しかなかった。『みをつくし料理帖』シリーズなども少しは読んだが、全巻読み切っていないので今回は再読になる。『銀二貫』も読んだと思っていたが、どうやらNHK木曜時代劇で観ただけだった。原作を読み返し、改めて高田 郁の時代小説に引き込まれる。
 彼女の数奇な経歴が作風に表れているのかも知れない。法学部出身だから何度も司法試験にチャレンジされる。その後、司法の道を諦めて漫画本の原作者に転身する。読書家だった父親の影響を受けて山本周五郎作品に惹かれ、自分でもこんな暖かい時代小説を書きたいと一念発起して、再びの転身をされて数々の作品を紡ぎ出して来られた。何れの作品にも共通するが、ほのぼのとした作風が僕を虜にする。山本一力作品を全部読み切るのに加えて、高田郁作品も余さず読み切りたい。
 タイトルから脱線してしまった。特に課題を抱えていないので、救援会のイベント「野草料理のつどい」用の菜箸を、干支工作で余った孟宗竹で作ることにした。食材を野山から調達するので、道具も自然の材料で作りたいというこだわりがある。百均で手に入る筈だが、手作り道具を使うのも、最大の「おもてなし」だろう。


「若草を 和えよか揚げよか 友の笑み」

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