ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ニリンソウなど

             ニリンソウとコゴミ群生地

           ナンテンハギ(フタバハギ)の若葉

               届けられたタケノコ


 気持ちと行動の全てが18日の野草料理の準備に奪われている。主催者の殆どが素人集団なので、どうしてもお鉢が僕一人に廻ってくる。シニア自然大学校の研究科や、サークル「トンボのメガネ」でも野草料理を提供したことがあるが、自然に関わろうとしている仲間たちだから、みんなで材料集めなどを分担できた。
 18日も自然の恵みを皆さんで味わって頂きたい。特に「こんなものが食べられるの!」という驚きと感動も与えたい。山菜の定番としてのタラの芽やコシアブラは言うに及ばず、毎年新しい山野草を提供してきた。今年、目を付けたのがニリンソウとナンテンハギである。特にニリンソウの葉は猛毒のトリカブトとそっくりなので、花の咲くのを確認してからでなければ手を出せない。毎年花の咲くのを楽しみに通っている場所があるので、間違いなくニリンソウだと同定できる。ヤマトリカブトとニリンソウはどちらもキンポウゲ科で、自生地も同じように湿り気のある山地を好むので、誤食の間違いが後を絶たないようである。
 僕的にはニリンソウはスプリング・エフェメラルの仲間に加えているので、今まで採取を控えてきた経緯がある。でも根茎を張り巡らせて群生を作ってくれる多年草だから、葉を摘むぐらいは大目にみてもらえるだろうと、心を鬼にして皆さんへのサプライズとしたい。
 ナンテンハギも別名をアズキナと言われるぐらい美味しい山菜で、地方によっては栽培までされているとのこと。たぶん皆さんには初めての山菜になることだろう。
 早速地域の知り合いから堀立のタケノコが届けられた。今年は豊作らしい。下味を付けて天ぷらにすれば、旬を味わって貰うことが出来る。材料はほぼ揃った。


「花残し 葉だけ失敬 二輪草」

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