6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

岩梨


 昨年10月に保津峡に行った折に低木のイワナシが、まさに岩の斜面に生えているのを何本も見付けた。是非花の時季に訪れたいし、あわよくば実の出来る時にも訪れて、味見したいと密かに思っていた。イワナシは日本固有種で北海道と日本海側の多雪地帯に自生する。初夏の山に行った時にイワナシの実を見付けると嬉しくなる。群生地以外では一粒だけ頂くというのが山男の礼儀だ。もちろん自然保護の観点からである。高山地帯にはツツジ科の小低木が各種ある。高山の尾根は風当たりも強く、寒気や直射日光にも耐えなければならない。彼等は厳しい環境に耐えるための工夫をしている。イワナシやコケモモ、シラタマノキはハイカーにもお馴染みで出合ったら味見をしてみる。
 そんな亜高山地帯に生えるイワナシが平群の斜面に生えているのを、案内してくれた仲間が教えてくれた。小さな株が何箇所かで散見出来た。甘酸っぱい実の生食以外に健康酒になる様だが、貴重な植物なので盗掘されずに増えてくれることを願い、そっと隠しておいた。


「何とまあ 平群の丘に 岩梨の」