莢蒾(がまずみ)
ガマズミの実が目立ちます。近くにコバノガマズミもあったので味比べしてみました。甘酸っぱいというより酸っぱい!という印象です。昔からガマズミ類は果実酒用だとして素通りしていました。日本固有種とされていますが大陸にも良く似たものがあるようです。幹や枝が強靭なので鍬の柄に使われて、そこからカマになり、赤い実が染料に使われたのでゾメ(染め)と言われ、カマゾメが転訛してガマズミになったと言われています。が、諸説あるようです。
昨日は奈良の自然サークルの下見で橿原神宮近くの、蘇我馬子一族ゆかりの甘樫の丘まで行って来ました。リーダーは教職に有ったので、自然観察も五感を大切にされます。本番ではドングリ観察と工作を予定しているので、コース中のドングリを確認したり、簡単なドングリ工作も試しに作ってしてきました。
「赤き実の 酸っぱさだけが 残る秋」