ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鬼女蘭(キジョラン)

             対生する葉腋には花芽が

                冬芽観察中

               ピーナッツ工作


 「メダカの学校」の観察会に参加して、新たな発見をしたと言うのはキジョランに出合ったことである。何度も訪れた事のある、いわば地元と言うべき龍河渓谷の崖に、始めて出合う大型のツル性植物が茂っている。参加した仲間がキジョランだと教えてくれた。ランと名乗っているがガガイモ科の植物で、旅する蝶でお馴染みのアサギマダラ幼虫の食草になっている。もちろん毒草である。外敵から身を守るために幼虫の段階から毒性分を取り込む。雄の成蝶がフジバカマの蜜から毒を体内に溜めて、雌を呼ぶフェロモンを出すのは知られている。
 なんともおどろおどろしい名前を付けられたものだが、冬に実が弾けて、長い冠毛を付けた種が風に舞うのを、髪をふり乱した鬼女に例えて名付けられた。これも幻の生き物ケサランパサランかもしれない。幼虫探しと花の確認、更に実も観てみたい。地元からアサギマダラが飛び出すのを確認出来たら素晴らしい。ロクの観察テーマがまた増えた。
 昨日は小学校のアフタースクールで3~6年生対象に工作提供をして来た。落花生の殻を使ったネズミの置物と小鳥のストラップである。メダカの学校仲間2人が見学したいと言うことで、助手として参加して頂いた。流石に子どもと接する活動もしておられるので、要領よく手伝って貰えた。工作前に落花生の不思議にも触れておいたことは言うまでもない。


「冬越しの 幼虫さがし 二度童子」

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