東海自然歩道
酒でも有名な松尾大社
年中スズムシの鳴き声が聴ける鈴虫寺
愛称「竹の寺」で有名な地蔵院
放置されて竹藪化に
一面にホトケノザ
昨日の歩きはてっきり山コースと思い、ストックまで準備して行ったのに、殆どが遊歩道歩きで街歩きの延長位のコースだった。阪急ハイキングで取り組まれたコースを、逆方向から歩くと言うもので、嵐山の近くにある松尾大社からスタートした。前半は寺社巡りで山スタイルの我々は雰囲気にそぐわず浮いた感じである。最終地点は南春日の花の寺までの予定だった。
縁結びなどで有名な松尾大社から、鈴虫寺などを経由して歴史道を歩き、竹林に入ってからやっとハイキング道らしくなって来たがそれもほんのわずか。タケノコ産地で有名なところだが、後継者不足なのか荒れ放題で竹藪状態になっている。そんな荒れ放題のぬかるんだ道を通り抜けると、新興住宅地になり味気ない高速道路脇をひたすら歩くことになる。沓掛辺りは柿の産地で富有柿が栽培されている。柿と云えば奈良と思っていたのに京都でも作られていたのだ、という発見ぐらいしか収穫が無かった。
以前、箕面に住んでいた頃には、箕面の滝が明治の森西の起点だったので、東の起点八王子の高尾山まで踏破したいものだと思っていたが、思いだけで果たせなかった。当時は標識も不十分で、道に迷いとん挫したこともあった。昨日の歩きで自然歩道も随分と様変わりし、開発の波に晒されて自然のかけらも残っていない「自然歩道」をぶつくさ言いながら歩いてきた。ただ距離は稼いだので運動不足解消にはなったので良しとしよう。
「筍が 顔出す前の 静けさよ」